卵巣嚢腫発見~左右の卵巣・卵管・子宮全摘手術までの体験談①左卵巣の嚢腫

卵巣嚢腫・境界悪性

こんにちは。ちまぎです。

37歳、今は育休中の主婦で、3人のママです。

三人目を出産して半年たちました。 実は入院しております。

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入院の目的としては左右の卵巣・卵管・子宮・大網の全摘出手術のためです。

体験談としてこちらのブログで紹介していきますね。

子宮頸がんの検診

時はさかのぼり、三人目を妊娠する2年ほど前です。

市から定期的に送られてきて安価で受けられるがん検診ありますよね。

左の卵巣になんかあるね。 でも、まだ小さいから気にしなくていいよ。 1,2センチってとこかな。

子宮頸がんではありませんでしたが、 この時初めて、卵巣の中に何かできものがあることを知りました。

まんまるに見えたけど中身はなんだろうな・・・

血の塊かな?

そんなことを漠然と思った記憶はありますがすっかり忘れていました。

体調の変化などは特になく日常生活を問題なく過ごしていました。

三人目の妊婦検診

三人目を授かり初回の妊婦検診を 受けたときに

子宮頸がんの検診時と同じようにお医者さんに言われました。

その時の卵巣嚢腫の大きさは3センチほど。 やはり、お医者さんの見解としては

気にする必要はまだないかな。 けど、健診時に一緒に様子を見ていきましょうね。

とのことで妊婦検診を受けるたびに左卵巣の嚢腫も見ていただいておりました。

妊婦健診では血液検査もありますし、異常は見られなかったと思います。

結果的には妊娠初期から出産まで卵巣嚢腫の大きさは ほぼほぼ変わりませんでした。

私の気持ちはというと、

びっくりするほど気にしていませんでした。

チョコレート嚢腫や子宮筋腫など

周りの友人たちの中にも当たり前のようにいて

年齢も40歳くらいになると病気の一つも抱えるものなのかな?

と漠然とした構えがあり、今すぐどーこーできる問題でもないから

あまり気にしないようにしよう!と思っていました。

産後半年の健診

産後の回復も順調に進み、半年がたちました。

(3人目にして産後から1キロも体重が戻らないという悲劇はありました)

私の卵巣を定期的に見ていくため、病院で内診を受けました。

卵巣は外からは確認出来ないからエコーだけでは判断がつきづらいんです。 大きさは3センチと小さいですが、念のためMRIを取りましょう!

輪切りに見えるので違う角度から調べられますよ。

紹介状を書くのでお近くのクリニックで予約を取ってくださいね。

ここで、私は少し不安を持つようになりました。

私の体は大丈夫かしら。 お医者さんの話を考慮しつつ、ネットで検索し

きっと私はこれだ!と思ったのが下の二つ。

 

・卵巣にできる嚢腫と呼ばれているものは90%が良性で5~6センチぐらいまでは様子をみることが多いこと。

・デルモイドとよばれる良性の嚢腫の中には歯や爪、髪の毛などが勝手に育っていくとのこと。

MRIを初めて体験

紹介状を頂きMRIやCTのみを行っている専門の機関(メディカルスキャニング)

紹介してもらいました。 予約もスムーズに取れ、

近い日にちで案内してもらえました。

MRIの機械に入ってからの時間は30分ほどでしたが、

機械の大きさが思ったよりもコンパクトで

機械の中にいる間は起き上がれませんし、 穴に埋められているような閉塞感がありました。

それから機械の動作音が大きいのも 気になりました。

(MRIに入る前にスタッフさんがヘッドホン付けてくれました。配慮してくださいました。)

この感想についてはもちろん私の主観です。

MRIでの結果については、いつも行ってる病院に郵送いただけるとのことで

検査のみ行いそのまますぐ帰宅しました。

 

MRIの結果

MRIの検査結果を聞きにいつもの病院へ行きました。

何の気なしに待合室で待っていましたが、前の人が診察室を出てから

全然呼ばれない私・・・あれ?もしかして結果悪いかも・・

急に不安になってくるんですよね。

そしていよいよ診察室へ!

MRIの結果はまさかの『悪性の疑いがある』

えっ!? 悪性・・・・がんってこと??

お医者さんの話によると

血液検査の結果からみると値はそんなに高くないから 境界悪性の範囲だと思います。 でも手術するなら早い方がいいから 今月か来月中にでも予約取りましょう!!

ちょっと待ってーーー!! 境界悪性ってなに?

私の頭に????が浮かんでいたのがわかったようで

とてもかみ砕いて説明して頂きました。

境界悪性とはざっくりと申し上げて、良性と悪性の中間です。

今後、悪性に変わっていく可能性のある腫瘍。

正式な判断としては腫瘍組織を採取して病理検査をしてみないとわかりません。

腫瘍マーカーと言われる血液検査の結果も標準より大きく外れているカ所はありませんし、境界悪性の範囲かと思われます。

早めに見つかって良かったと思っていいと思いますよ。

そうなんです。早期も早期。

これはやはり良かったと思ったんです。出産を経て今後おなかの中をエコーで見るなんて機会

なかなかないと思ったんです。

何か症状が出てからじゃないと病院には行きませんよね。

この時の私は意外と冷静に病気を受け入れていたと思います。

嚢腫があると言われてから最終的にはこうなるんじゃないかと思っていました。

ただ、全く凹んでない!なんてことはなくて、じわりじわりと押し寄せてくる不安。

それから家族に申し訳ない気持ちでいっぱいになりました。

旦那さんと結婚して10年。

今度の手術は出産ではなくきっと卵巣と子宮の摘出手術。

私の人生は目まぐるしいな。

 

左の卵巣にできた嚢腫の今後の手術内容については②でご紹介させていただきます。

 

 

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